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わきがの原因は汗です。汗というのは、3つの分泌腺から出ています。一つはエクリン腺といって、体全体に分布し、主に暑さや運動などで上昇し過ぎた体温を下げるために働きます。ここからの汗の成分は水分がほとんどで少量の塩分や老廃物が含まれ、においがありません。もう一つは、アポクリン線といって、わきの下以外に、陰部、乳首の周り、おへその周り、耳の中などに存在し、精神的な緊張や性的な刺激によって汗を分泌するとされています。脂肪、鉄分、蛍光物質、尿素、アンモニア、色素などの成分を含み、独特の臭気があります。そして、アポクリン腺と同様に出口が毛穴と直結していて、皮脂と呼ばれる脂肪分を分泌する皮脂腺があります。わきがの主な原因になるのはアポクリン線ですが、アポクリン腺から分泌された直後の汗にはにおいはありません。わきがの原因は、アポクリン腺から分泌された汗と、他の2つの汗腺から出た汗の相互作用によってわきがはおこります。
わきがになる体質というものわきがの原因の一つです。どのような体質がわきがの原因になるかというと、一つにはアポクリン腺の形が大きく、数も多く、分泌機能が高い、という体質。また、普通よりも汗をたくさんかく多汗症もわきがの原因になるといわれています。加えてわき毛がたくさんあると、わきの下は通気性が悪くなり、湿度が高まります。そのため、細菌の活動が活発になり増殖してしまいます。それがわきがの原因になってしまうのです。さらに緊張しやすい人やストレス傾向の強い人は、アポクリン腺から汗が出やすく、それがわきがの原因になると考えられています。
にんにくを食べると、体から特有のにおいが出ます。アルコールや薬の中にも体臭に出る成分が配合されている場合もあります。つまり、食べ物がわきがの原因をつくっているのです。高カロリー、高脂肪の欧米型の食生活がわきがの原因になっているといわれています。肉類やバター、チーズなどの乳製品などに含まれる脂肪酸がアポクリン腺や皮脂腺を刺激し、雑菌を増やし、わきがの原因になるのです。また、刺激の強い香辛料の入ったエスニック料理、揚げ物などもわきがの原因に。さらに、肉類は多汗症を助長するものとして知られている食品です。肉類に含まれる脂肪成分はわきがの原因となる汗腺を刺激し、においを強くしてしまうのです。
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